2019.11.22
11月17日(日)東京医科歯科大学にて、歯科衛生士限定の実習コースを大澤・遠藤の2名で受講してきました。講師は歯周病の専門医であり、歯科衛生士の教育にも力を入れている木下淳博先生です。受講者のすべての質問に丁寧に答えて下さるとても素敵な先生でした。
昼食にはなだ万の美味しいお弁当。講義・実習の合間の休憩にはお菓子バイキングという嬉しいおもてなしも。
講義の内容は主に「SRPとは何をやっているのか」「SRPの要点と限界」「歯周外科処置前のチェック・落とし穴」です。教科書では教わらない事や、実践で使えるコツ、専用器具のメインテナンスなども教わりました。
※SRPとはスケーリング&ルートプレーニングの略です。スケーリング&ルートプレーニングとは歯周病治療の1つで、ハンドスケーラーと呼ばれる専用の器具や、超音波の器具を用いて歯周ポケットの中(歯ぐきの中の歯の根に隠れている部分)の歯垢(プラーク)や歯石を取り除くこと。
歯周病治療は奥が深く、簡単に技術を会得できるものではありません。ですが、今回の講習を受け、大きく前進したことを日々の診療で感じています。西村歯科へ来院されている患者さん、自分自身の為にも、もっと成長していきたいです。(遠藤・大澤 記) |
2019.11.18
11月13日(水)に青柳小学校へ、院長の西村と歯科衛生士の新井と遠藤が、1年生のブラッシング指導へ行ってきました。
初めに虫歯にしないためのおやつの摂り方や6才臼歯、混合歯列期などの磨きづらい場所の磨き方の話をしました。その後、お口の中を赤く染め出して、染まった部分を鏡で確認し、磨き方の練習をしました。
児童のみなさんは真剣に話を聞いてくれ、質問をした時には、元気に答えてくれました。磨き方も一生懸命練習してくれました。
保護者の方も数名来てくださり、仕上げ磨きの仕方もお話することが出来ました。
小学生では自分だけで上手に歯磨きが出来ません。子供が歯磨きをしている間は見守り、終わったら褒めてあげましょう。
子供が歯磨きをした後は、必ず仕上げ磨きをしてあげましょう。
児童のみなさんの反応に手応えも感じましたし、早速おうちでも実践してくれたのではないでしょうか?(新井・遠藤 記) |
2019.10.29
令和元年10月21日診療を早めに終えて、五州園にて院長の還暦祝いをしました。9月25日の誕生日で、60歳を迎えた1か月後に、少し遅れて明生会スタッフ一同と西メディカルの木口さんとお祝いしました。
事前にいろいろ準備をし、2時間という時間が決められている中、盛大に行われました。
還暦なので赤い頭巾とちゃんちゃんこを着てもらい、大きなケーキでお祝いしました。そのあと院長のヒストリーを振り返り、院長の60年間をまとめたスライドショー(作成者はスペクタルショーと言っています。)を上映し、スタッフからもお祝いの手紙を読みました。サプライズで大学時代からの親友、坂田歯科医院の坂田先生も診療終了後に、さいたま市から駆けつけてくれました。(荻野・主山 記)
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手赤い頭巾とちゃんちゃんこを院長に着てもらいました。
ロウソク60本立てて、院長に消してもらいたっかので大きいケーキにしました! |
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坂田先生より赤い
セーターのプレゼント! |
スタッフ・業者の方より
メッセージボート♪ |
3人の先生より院長の誕生
日年のワインをプレゼント! |
=院長より=
今年、還暦を迎え西村歯科ともものき歯科のスタッフで盛大なお祝いをして頂きました。本当に感謝、感激で涙がこぼれそうでした。患者さんが来院して頂けるのもスタッフのおかげであり、スタッフがしっかりしているからだと思います。今後も患者さんに引き続き来院して頂けるようにスタッフ共々健康に留意して、まだまだ頑張りますので宜しくお願い致します。 |
2019.10.29
入れ歯に頼ることなく生涯に渡って28本の歯全て守る「KEEP28」を目指す全国の歯科医療従事者が一堂に会する、「2019オーラルフィジシャンミーティング」が10月5日、6日の2日間、酒田市の希望ホールで開催されました。2006年から毎年この時期に開催していて、当院でも必ずスタッフが参加しています。今年は、西村歯科医院の荻野、逸見、田村のベテラン歯科衛生士3人で参加してきました。今回は初めての市民講座を兼ね、全国各地から歯科医療従事者が約650人参加。両日計5つのパートを用意し、国内外から招いた講師の講演などで知識を深めました。
今回は、「人口減少・少子高齢化社会における歯科診療所の役割・取り組み」をテーマに講演とディスカッションがありました。私たち3人は、西科歯科医院にて長く勤めてきて(10〜20年位)、歯周病治療とメインテナンスを主に担当しています。現在長く通って頂いている患者さんも多くなり、様々な理由でメインテナンスに通うことが難しくなってしまう人も増えてきました。ちょうどそんな悩みを相談しているときに、この内容が聞けたのでとても参考になりました。
当院では、予防のために歯科医院に通うことは当たり前になってきました。これからは、”メインテナンスに通えない患者さんにどう対応していくのか?”ということに対して訪問診療を担当している歯科医師・歯科衛生士と連携して、今まで通っていたけど通えなくなってしまった患者さんのサポートにも力を入れて、取り組んでいきたいと思います。(荻野 記) |
2019.10.17
院長と衛生士の田村で創立記念総会に出席してきました。
超高齢化社会になってゆく日本で健康長寿の期間を伸ばしたい。それには乳児の頃からの正しい口腔機能獲得の土台を作ること。それがその後の成人期や高齢期の健康を守ることに繋がります。
この研究会では『臨床認定歯科衛生士』『健口教育指導士』という資格を取ることが出来ます。
昨年12月にこの研究会のセミナーに参加させて頂き、オーラルフレイル(お口の衰え)の診かた・口腔相の診かたを勉強してきました。さらに知識と技術を深める為に、これから1年間のプログラムを受講し、2つの認定資格を取る予定です。当院からは歯科衛生士2人が参加します。(田村 記) |
口腔ケアマイスター養成講座
(富山型・セイダ式誤嚥性肺炎入院ゼロ達成3つの技法) |
2019.10.15
8月29日と9月27日にメディカル 東京ショールームで行われたセミナーに衛生士の根岸、新井が参加してきました。セミナーの内容は以下の通りです。
1日目 『簡単口腔ケア週2回法 講義と実習』
2日目 『SEIDA式口腔内臓器つぼマッサージ法 講義と実習 手技で行う咽頭ケア法と拝痰法講義と実習』
1日目では、口腔ケア・入れ歯の洗浄方法簡単に効率よく行う方法を学びました。
2日目では、口腔内臓器つぼマッサージ法を相互実習で習得しました。マッサージの効果で脳が活性化され、認知症の予防やさらさらとした健康唾液を増やし必要な栄養素を体内に取り込むことにより免疫力が高まります。
このセミナー全3回の講義や実習に参加し、試験に合格し、現場経験を6か月以上持つと「口腔機能療法士」(OFT)の称号を取得できます。
(※「口腔機能療法士」とは、加齢や障害等で誤嚥が起こりうる者に対して、歯ブラシ等の道具を用いた手技で予防・防止できる三つの口腔ケアの技法を実践できる専門家の称号です。)
この2日間で、他の歯科医院の衛生士や介護現場で働く看護師・介護士の多職種の方々と貴重な意見交換もできました。今回のセミナーで、患者さんの立場になり、心地よいと思ってもらえる口腔ケアや口腔内にあった道具選びが大切だと再認識しました。
高齢者では嚥下反射が弱くなり、誤って食べ物が気管に入ってしまってもむせないことがあり、それが誤嚥性肺炎の原因にもなります。また、寝ている間にも多くの細菌を含んだ唾液が肺に入ってしまい誤嚥が起こることもあり、食物残さやプラークの除去が今まで以上に大切です。
歯がある場合はもちろん、なくても入れ歯とともに口腔ケアを大切にしていく事のお手伝いが今後ともできればと思います。口腔ケアをご希望でしたら、施設、在宅等伺います。ご相談ください。 (根岸・新井 記) |
2019.9.25
令和元年9月16日(月)に、第34回日本小児歯科学会関東地方会大会・総会が東京文京シビックセンターにて開催されました。今回のメインテーマは、『こどもプロジェクト-社会が育てる心とからだ-』でした。
近年、核家族化の影響もあり子育ても、『孤育て』と言われるように家族単位が主体となっています。この問題を解決するには、医療、保育、教育、福祉、行政など子どもの育ちに関するすべての職種の方々と知恵を絞り、手を取り合って、子育てを支援し、社会の宝らである子どもを社会全体で育てることが必要だと感じました。
小児歯科学会認定小児歯科専門医としてさらに研修し、小児の患者さんにフィードバックできればと思います。今後ともよろしくお願いします。(院長 記)
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